インプラントに関するよくあるご質問

インプラント治療をして身体に影響はないのですか?

インプラントに使われる金属(チタン)は世界中でも最もアレルギーの起こりにくい金属と言われています。
骨と完全に結合する性質があり、重度の骨折を支えるためにも使われる金属ですので体に全く影響はありません。

インプラント治療を行ってもMRIやCT検査を受けることができますか?

MRI検査・CT検査ともに問題なく受けていただくことができます。

MRI検査とは磁気を使用する画像検査であり、インプラントに使われる金属(チタン)は全く影響のないものです。

CT検査はX線を使用する画像検査であり、MRI検査同様、インプラントに対しても検査に対しても全く影響はありません。

インプラント治療を行うのに痛みはありますか?

インプラント手術は、局所麻酔下にて行いますので、痛みを感じることは全くありません。

麻酔は通常の歯の治療で使用する麻酔と全く変わりませんので、安心して手術を受けていただけます。

インプラント治療の途中でも仮歯を入れることができますか?

前歯の場合は、審美性確保のために手術当日から仮歯を装着します。

奥歯の場合は、治癒を優先して基本的に仮歯は入れません。

インプラント治療期間中に食事は問題なくできますか?

問題なくお食事をすることができます。食べ物の種類も限られることはありません。
ただし、術後の約1か月間は、硬い食べ物が手術した部位にいかないよう気を付けていただく必要があります。

インプラントはどの程度持ちますか?

インプラント自体はチタンですので、半永久的に機能します。
しかし、メンテナンスをしっかりと行っていないと、歯周病によりインプラント周囲の骨が痩せ、問題を起こしてしまいます。

また、喫煙をされる方は、非喫煙者と比べ歯周病になるリスクが3~6倍と高くなるため、寿命は確実に短くなります
長く機能させるためには、日頃の歯ブラシなどのセルフケアと定期的なメンテナンス、喫煙をしないことが非常に重要です。

インプラントを入れるのに、どのくらいの費用がかかりますか?

インプラント治療は自費診療で、健康保険の適用がありません。
また、治療費は、インプラントの本数や種類、装着する上部構造の種類や本数などによって決定されます。

インプラントの費用のページもご参照ください。

インプラント治療にかかった費用は、医療費控除を受けることができますか?

インプラント治療だけでなく、歯科治療にかかる費用は全て医療費控除の対象となります。
これは、その年に支払った医療費に対して年200万円を上限に医療費の一部が還付される制度のことです。

詳しくは国税庁タックスアンサーのページをご覧ください。

インプラント治療に年齢制限はありますか?

年齢の上限はありません。
顎骨の成長がほぼ完了するといわれている20歳以上であれば、どなたでもインプラント治療を受けることが可能です。

インプラント治療後に痛みや腫れはありますか?

全身の状態や手術内容などにより、個人差はありますが術後に痛みや腫れが出ることがあります。
しかし、術後の痛みや腫れは、治癒を促すための体の正常な反応で起こるものですので、ご安心ください。
抗生物質と抗炎症剤、鎮痛剤を服用していただくことで2~3日程度でおさまります。

インプラント治療は歯周病でも大丈夫ですか?

インプラントのリスクは歯周病とも言われるように、基本的には不適応です。
しかし、歯みがきの指導を受けていただき、歯周病の治療をしっかり行い、歯周病のコントロールをすることで、治療が可能になります。もちろん、歯周病が完治された後にインプラント治療を行うことが望ましいと言えます。

インプラント治療は喫煙者でも大丈夫ですか?

行うことは可能ですが、原則的には不適応です。
インプラントのリスクは歯周病です。喫煙をされる方は、非喫煙者と比べ歯周病になるリスクが3~6倍と高くなります。

タバコを吸い続けることで、インプラントの寿命は確実に短くなります

詳しくは、コラム「喫煙がインプラントに及ぼす影響」をご覧ください。